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2014年09月30日

建築の力

SANO-SANOリビングカンパニーは 静岡県を拠点とする、工務店機能を備えた設計事務所です☆
「自分の家は自分でつくる」
セルフビルドによる、参加型家づくりを提案します!



今日は、富士市にて店舗の新築を計画されているお客様と共に、お客様の本宅に伺いました。



なんでも、購入された古民家を改築中とのこと。

静岡市葵区大原まで行ってきました。

市街地から車で10分程、山あいの清流近くに、その古民家は忽然と建っていました。



大きな切妻屋根裏を持つ、田の字型のプラン。

建物に墨で記されていた年代から、江戸時代後期の建築と分かります。


黒々とした大黒柱、登り梁、三和土(たたき)土間、小ぶりな和瓦、典型的な日本の民家です。




この古民家を、ゆるゆると2~3年スパンかけて改築中とのこと。



釘を一切使わず、壁は土壁、下地は竹小舞を組んでいます。



大工さんは熱海から、左官屋さんは和歌山から、屋根屋さんは埼玉から、泊まり込みで来ているそうです。

住宅道楽というか、まったくもって羨ましい限りです。



出会いとは面白いもので、建築の仕事に携わっていても、ここまで本格的な自生の民家に遭遇することは稀です。

お客様が、私を引き遭わせてくれたのでしょう。



sano-sanoはここで、どういう形で関われるか、楽しみなところです。

敷地内の金木犀が、とてもいい香りを漂わせていました☆




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Posted by sano-sano at 11:17Comments(0)デザイン

2014年09月24日

雨の日のデスクワーク☆

SANO-SANOリビングカンパニーは 静岡県を拠点とする、工務店機能を備えた設計事務所です☆
「自分の家は自分でつくる」
セルフビルドによる、参加型家づくりを提案します!



現場は工事が進行中ですが、今日は雨でデスクワークが中心となりました。

sano-sanoは設計者兼現場監督であり、事務仕事も沢山こなします。

木材や金物など、材料の発注手配、見積もり。

建具屋さん、板金屋さんなど、次工程の職方さんと先を見越した連絡、打ち合わせ。

現場の施工図描き。

経費のまとめや支払い、精算。

他の並行物件への取り組み整理など。



椅子に座ってのパソコン仕事は、多々あるものです。

そして、このクールダウンの作業がやっぱり必要で大切なのです。

煩雑で手間のかかる事務仕事も、ひとつひとつ片付くと、喜びがあります。



デカルト 『方法序説』



私は、ちょっとセッカチな面があるので、時々、以下の一文を読み返すようにしています。

「検討する難問の1つ1つを、できるだけ多くの、しかも問題をよりよく解くために必要な、小部分に分割すること」

つまり、

「困難は分割せよ」 ですね。

数学者であり、哲学者でもあったデカルトの、この現実的な言葉が好きです。

時折、思い出して、目の前の問題に冷静に対処しているかチェックする、そんな一冊です☆



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Posted by sano-sano at 21:58Comments(0)読書

2014年09月23日

上棟式を執り行いました☆

SANO-SANOリビングカンパニーは 静岡県を拠点とする、工務店機能を備えた設計事務所です☆
「自分の家は自分でつくる」
セルフビルドによる、参加型家づくりを提案します!



秋晴れも爽やかな本日、静岡市清水区K様邸の上棟式を執り行いました。



大工工事も2週間が過ぎ、サッシが付き、壁に断熱材が入り、荒床が敷かれるなど、工程も安定して進んでいます。



このタイミングで、クライアントのK様ご夫妻、ご両親、大工さん親子、Sano-sanoが、現場で合板をテーブルに、垂木を椅子にセットして参加しました。

建物四隅への酒・米・塩のお清め、上棟お祝いの挨拶、乾杯、歓談と、ささやかではありますが、楽しいひと時を過ごしました。

木造住宅は、6割方が大工工事に占められます。



家を造る大工さんと直接触れ合う機会があるのも、注文住宅ならではの醍醐味です。



大工さんも、決して話が饒舌な訳ではありません。コミニケーションは上手いとは言えないかもしれません。



でも、いいんです。

トツトツと、今までの仕事の経緯や、やりがい、大変だったことなど、話して頂ければ…。



そこから人柄が何となくにじみ出て、いろんな事が伝わると思うのです。

匿名ではなく、造り手の顔が見える機会、その意味でも上棟式は良いものだと思います。


大工工事も中盤に入りますが、また明日より、気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。

K様、本日は上棟おめでとうございました☆




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Posted by sano-sano at 21:29Comments(0)静岡市 K様邸

2014年09月21日

セルフビルド住宅、また掲載されました☆

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 セルフビルドな家づくり☆ sano-sanoリビングカンパニーのH.P.



前職、ますいいリビングカンパニーで担当させて頂きました、住居兼カフェのアスタリスクさんが、雑誌に掲載されました。


「暮らしを、センスよく 小さくする本」
(主婦と生活社 1,200円+税)に、6ページに渡って掲載されています。





アスタリスクさんが雑誌に取り上げられたのは、もう5~6冊になるでしょうか。

その度に、オーナーのHさんより、丁寧なご報告を頂きます。

カメラマンは「住む」や「天然生活」という雑誌で活躍していらっしゃる方で、写真もとても綺麗。

担当させて頂いた当時、セルフビルドとローコストを徹底的に突き詰めた提案を、Hさんは寛容な心で許容してくれました。





完成時は最小限のシェルターのような空間でしたが、竣工後、Hさんの手により少しづつ手が加えられ、命の入ったとても素晴らしい住居に育っています。



遠方から地図を頼りに、この隠れ家カフェを訪れるお客さんが絶えないそうです。



この、どんどん手が入っていく感じが、私にはとても心地よい。

Hさんのセンス、知性が、率直に生活に表れています。



アスタリスクさんでの経験は、家づくりの既成概念を破壊する思考機会となりました。

また、ちょっとやそっとのローコスト住宅では、良い意味でビクつかなくなりました。

この経験は確実に、「工務店機能を持つ設計事務所」、SANO-SANOリビングカンパニーの基盤になっています。

その意味で、やはりHさんは、私の恩人です。



今後も末永く、お付き合いさせて頂ければと思います☆



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Posted by sano-sano at 14:58Comments(0)セルフビルド

2014年09月19日

竜骨と屋根板金

SANO-SANOリビングカンパニーは 静岡県を拠点とする、工務店機能を備えた設計事務所です☆
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静岡市清水区k様邸新築工事は、屋根を葺きました。



屋根材はガルバリム鋼板です。

化粧ラワン材の上に、屋根断熱のスタイロを敷き込み、45×45の米松材で通気層を確保、野地板を張り込みます。





その上にキッチリと、防水ルーフィングを敷き込みます。



今回の住宅では、屋根板金は工事の要。

起伏があり、出隅、入隅、棟、谷、トップライトと、仕事の難易度も高い。





9月に入ったとはいえ、屋根の上は太陽に近く、本当に暑い。

雨が降ってベニヤや断熱材が濡れてしまうと、性能が低減する為、板金屋さんも時間との戦いです。



軒先の納まり、ケラバの納まり、1つ1つの部位寸法を逐一打ち合わせしながら。

基本に忠実に、冷静に丁寧に、1枚1枚葺いていきます。



私は「竜骨」と呼んでいるのですが、高さの異なる2つの棟木を隅木で架け渡したその屈曲したラインは、足場の上から見ると、とても美しい。



この視点は、雨風を防ぐという屋根本来の機能から発した、「建築の力」を感じることが出来る、私の密かな満足ポイントです☆




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Posted by sano-sano at 22:43Comments(0)静岡市 K様邸

2014年09月12日

大工さんの面子

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棟上げの時に、嬉しいことがありました。

今回の木造住宅は、2つの切妻屋根の棟木を、隅木という材で架け渡して屋根を造ります。



隅木が35°偏心しており、更にその隅木に化粧垂木が等間隔で掛けられる…、という非常に厄介な施工箇所がありました。

化粧材なので、失敗すると、部屋内から見えることになります。





この箇所は、事前のプレカット打ち合わせでも、コンピューターによる数的指示が出ず、機械による刻みが出来ませんでした。

なので、棟上げの日に現場で大工さんに切って繋いでもらう…ことになっていました。

文章だと分かりにくいのですが、とにかく難しいポイントが、「棟上げ」という時間制限のある作業中にあったのです。


大工さんには説明していましたが、「実際にその場でやってみなければ分からないなぁ」という感じ。

まったく不安がなかったと言えば嘘になります。

結果的には、大工さん2人がかりで、根気良く、きれいに納めてくれました。










私が嬉しかったのは、その大変な作業を、大工さん達が楽しそうに(見えた)取り組んでいたからです。

多分すごい面倒なのに、「これくらい出来ないと、大工と言えないからなぁ~」って言いながら。

仕事は、大変なほど面白いし、やりがいもある。

出来る範囲の事しかやらないのでは、成長が止まっています。


機械や、私の頭で想像出来ないことを、現場の技術で超えて行く。

こういう体験があるのも、ものづくり、建築の醍醐味だと思います☆




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Posted by sano-sano at 22:09Comments(0)静岡市 K様邸

2014年09月09日

上棟しました☆

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静岡市清水区谷津町のK様邸は、土台敷き、棟上げと無事行われました。

上棟時の慌ただしさから、ブログがなかなか更新出来ませんでしたが、とにかくひと段落です。


土台を敷いて


足場を掛け


柱を立て、梁を架け


棟木を乗せ


一部、登り梁を架ける


そして、SPFの化粧垂木を架けました


棟上げの日は、職方さんの配置、資材投入のタイミング、金物など納まりのチェック、近隣安全対策、交通整理など、時間との戦いです。

材料が現場に遅れるのは最悪で、早く入り過ぎても置き場所に困る…など。

作業に集中している職方さんを上手く促しながら、ひとつひとつ積み上げていきます。

本当は、棟上げ前の準備作業の方が、膨大なエネルギーがかかっているのですが…。

現場監督は何でも屋であり、現場はライブであり、建築は頭脳と体力の勝負ですね。


大工工事が本格的に始まりますので、これから2ヶ月が正念場です☆


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Posted by sano-sano at 22:25Comments(0)静岡市 K様邸