2016年11月26日
住宅取得等資金の贈与税の非課税措置について
元気ですか!
富士・富士宮の設計事務所、SANO-SANOリビングカンパニーです☆
ローコスト注文住宅が得意な、工務店機能を兼ねた一級建築士事務所
「自分の家は自分でつくる」
セルフビルドによる、参加型家づくりを提案します!
富士宮市H様邸は、「住宅取得等資金の贈与税の非課税」を充たした住宅仕様としています。
〈壁の断熱は高性能グラスウール16K〉
この非課税制度は、住宅を建てる方のご両親などから資金贈与を受けた場合、一定の仕様を満たした住宅であれば、贈与税を免除する、という内容です。
例えば、ご両親より1,200万円の資金を贈与して頂いた場合、贈与税は1,200万円×45%-175万円(控除額)=365万円かかります。
ここで断熱性能等級4を充した省エネ住宅で設計すると、365万円が免除されます。
(基礎立ち上がり部分にも断熱材を施工)
今回のH様邸では、例えば屋根、壁、床下などの断熱材の性能をアップし、窓やトップライトは遮熱ガラス(ρ-Eガラス)にしています。
上記の仕様は、通常より30~40万円の金額アップですが、贈与税の免除を差し引くと300万円程度のメリットがあります。
〈屋根断熱は外断熱で65mmのミラフォーム〉
設計申請や現場検査などペーパー業務もありますが、設計者兼現場監督である私の立場は、事務仕事も比較的スムーズに処理し易いと感じます。
ご家族の協力やご理解がある場合、こういった制度も検討するこ事は、コストに対して有効な手段だと思います。
「コストが下がるほど、思い出が増える」
セルフビルドな家づくり☆ sano-sanoリビングカンパニーのH.P.
ランキングに参加しています。
よろしければ、ポチリしてもらえますと嬉しいです☆
↓ ↓ ↓

にほんブログ村
2016年09月02日
「住宅取得等資金の贈与税の非課税」措置について
元気ですか! 富士・富士宮の設計事務所、SANO-SANOリビングカンパニーです☆
ローコスト注文住宅が得意な、工務店機能を兼ねた一級建築士事務所
「自分の家は自分でつくる」
セルフビルドによる、参加型家づくりを提案します!
現在計画を進めている富士宮市のH様邸では、「住宅取得等資金の贈与税の非課税」の申請を行います。
これは、例えばクライアントのご両親などが、家を建てたりリフォームする時に、土地や建設費などを資金的に贈与した場合、一定額まで
贈与税はかかりません、という税制優遇措置です。
その際、建物の仕様を上げる必要があります。
省エネ等住宅の仕様で言えば、屋根や壁の断熱材のグレードを上げたり、アルミサッシのガラスを遮熱型のρ-Eガラスにしたり、など。
仮に、1,200万円の贈与を受けた場合、一般税率は45%で、控除額が175万円なので、365万円の贈与税がかかります。
これが、上記の仕様を満たすことで、贈与税分がかからないとなります。
その為に、外皮計算などちょっとした申請手続きが必要ですが、家族全体の資産運用を考える際には、大変有用だと思います。
こうした制度を、上手く家づくりに活用する事で、住宅ローンのみに縛られない資金計画を立てる事が出来ます。
H様邸新築工事も各種申請手続きが済み、金額がまとまってきました。
滞りなく、工事契約、着工を進めていきたいと思います!
「思い出が増えるほど、コストが下がる」
セルフビルドな家づくり☆ sano-sanoリビングカンパニーのH.P.
ランキングに参加しています。
よろしければ、ポチリしてもらえますと嬉しいです☆
↓ ↓ ↓

にほんブログ村
2015年07月18日
「省エネ住宅ポイント制度」について
元気ですか! 富士・富士宮の設計事務所、SANO-SANOリビングカンパニーです☆
ローコスト注文住宅が得意な、工務店機能を兼ねた一級建築士事務所
「自分の家は自分でつくる」
セルフビルドによる、参加型家づくりを提案します!
現在、進められている「省エネ住宅ポイント制度」について、少しまとめます。
今回の富士市S様邸は木造新築住宅ということもあり、「省エネルギー対策等級4」を満たす、性能の良い断熱材やサッシで、省エネ住宅ポイントを取得しようとしています。
この仕様を満たすには、見積り金額は30~40万円のコストアップとなり、申請手間などが煩雑となります。
ただ、お客様にとっては30万ポイント(30万円分)のバックが見込まれます。
このポイントで衛生機器や照明を買ったり出来ます。
建物の断熱仕様が高くなることで、エアコンなどで使う電気使用量が抑えられ、料省エネに繋がるという考えです。
この助成金制度については、内容的に一定の価値があると思います。
ただ、全体のアナウンスやスケジュールについて不備や明らかにされていない部分を感じました。
審査期間が不明確の為、予算未消化のまま期間が終了するのでは、本当にエンドユーザーの為になるのかな…と少し疑問が残りました。
「思い出が増えるほど、コストが下がる」
セルフビルドな家づくり☆ sano-sanoリビングカンパニーのH.P.
ランキングに参加しています。
よろしければ、ポチリしてもらえますと嬉しいです☆
↓ ↓ ↓
にほんブログ村
2013年08月03日
補助金について
「自分の家は自分でつくる」。
セルフビルドによる、参加型家づくりを提案します。
今回、静岡県清水市で新築を検討されているKさんの役所調査をした際にまとめた、補助金について述べたいと思います。
浄化槽設置が必要とされる地域ですので、浄化槽の補助金を申請する予定です。
申請すれば5人槽で約16万円返金されます。
これは、工事金額の約1/3にあたります。
また、敷地が一部4m未満の道路に接している為、「狭隘道路拡幅事業」も申請する予定です。
これにより、敷地全体の測量費用が補助金で、全てまかなわれます。
また、道路境界境の舗装や縁石なども、一部補助金が出ます。
補助金申請には、書類や図面の作成など煩雑な手間がかかることは事実です。
しかし、建築士が市役所などへ法規の調査に行き、そして実務で設計を進めていく中で、申請に必要な資料や図面はおのずと揃ってくるものなのです。
その資料を、そのまま眠らせているのはあまりにも勿体ない!と思います。
とりあえず、エントリーすることで次につながっていくのです。
家を建てる時には、大きな金額が動きます。
クライアントの負担は大きなものです。
それを少しでも軽減させる為に、今あるしくみの中で、活用できるものは積極的に使っていくべきだと思います。
かくいう私も、創業時に中小企業庁の認定「創造補助事業」として、補助金を取得しました。
今年度は、全国で100社程度の採用でした。
金融機関からの低金利の融資を前提に、無返済で資材や機器などの購入が出来ます。
これについても、たまたま懇意にしていた産業支援センターさんから情報を頂き、2~3週間でコンセプトをまとめ、提出しました。
私にとっては、資金的にゆとりが出来、大変助かっています。
知ってるか、知ってないかは、大きな違いとなってきます。
まさに、微差は大差ですね☆
セルフビルドな家づくり☆ sano-sanoリビングカンパニーのH.P.

にほんブログ村