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2014年10月31日

セルフビルドの効用☆

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ローコスト注文住宅が得意な、工務店機能を兼ねた一級建築士事務所
「自分の家は自分でつくる」
セルフビルドによる、参加型家づくりを提案します!



今回の清水区K様邸で行った、外壁木部の塗装セルフビルドは、お客様が家づくりに関わることが出来る一番身近な方法です

外壁杉板塗装 セルフビルド

今は道具全般が発達し、またホームセンターの普及から、手軽に安価に作業資材が手に入ります

塗料、コテ刷毛、マスキング、塗料バケット、ブルーシート、軽量カップ、軍手・・・

現場のセッティングや段取りなどはsano-sanoがお手伝いしましたが、塗料はK様で用意され、3日間という人工(にんく)、およそ20~30万円はコストダウンに繋がっています

例えば職人さんにお願いすると、職人さんの人工+塗料+利益に、工務店の管理費+利益、そして消費税がかかります

杉羽目板塗装完了 



様々なセルフビルドがある中で、塗装作業は誰でも出来る、非常にとっつき易い内容だと思います

例え仕上がり具合にチョットしたムラがあっても、風合いや味になる

そもそも自然素材を扱っているので、均一に出来上がってしまうのは面白みに欠けます

色合いも、自分の好みに調合することで、納得いくまでデザインを追求できます


「塗った材」→「貼ってもらう」という順番を経れば、クライアントが足場の上で作業する必要もなく、安全にセルフビルドを楽しむことが出来ます

外壁杉羽目板貼り 

sano-sanoでは、「自分の家は自分でつくる」をコンセプトに、出来るだけ家づくりに参加して頂くことを呼びかけています

出来る作業はどんどん開放していきたい

コストダウンとデザイン性

そして何よりもセルフビルドには、自分の家を体を動かしてつくりあげる満足感があります


その住宅は、唯一無二の建築に変貌していきます☆

外壁杉羽目板 




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Posted by sano-sano at 08:25Comments(0)セルフビルド

2014年10月26日

セルフビルド 外壁の木板塗装

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秋晴れの気持ち良い週末、クライアントのK様により木羽目板塗装のセルフビルドが行われました



住宅の外壁を木で仕上げたいとのご要望により、着色と耐候コーティング、そしてコストダウンの目的からセルフビルドです

今回のK様邸で使用した外壁材は、幅18cm×長さ4mの杉の無垢羽目板

外壁の面積が約100㎡で、本数は約150本、結構あるな~



外壁なので、表面2回、裏面1回(片面だけ塗ると反る為)の計3回、つまり150本×3回塗ります

使用した塗料は、浸透系自然塗料のキシラデコール

軽量カップで割合を計り、ブラウンとグレーを混ぜ合わせて、色合いを作っていきます



sano-sanoが準備、養生した塗装台に杉板を置き、コテ刷毛という道具で塗っていきます



平面をどんどん気持ち良く塗っていきます



コテ刷毛を使うと、スピーディに色むらが無く、綺麗に仕上がります



実(さね)と呼ばれる、重なる部分は普通の刷毛を併用しつつ

塗った板材は、桟木(さんぎ)と呼ばれる、現場の端材を間に挟んで、どんどん積み重ねていきます



あとはこの工程の繰り返し

乾いた材はひっくり返して、裏面を塗ります



やりだすと没頭出来るせいか、どんどん進んでいきます



最初に混ぜ合わせたグレー系の色合いが、杉の持つ赤系の地色と上手くマッチしています

この色は、既製品には出せない、とても不思議ですね



150本完了! K様お疲れ様でした!

あとはこの材を大工さんにパスして、外壁に貼ってもらいます☆


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2014年10月18日

職業講話 「建築士のお仕事」

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先日、富士市内の中学校で「職業講話」をさせて頂きました

「職業講話」とは進路学習の一環で、身近な仕事について見識を深め、将来の目標設定の一助とする、いわゆるキャリア教育です

普通はその学校の卒業生とか、お子さんが通われている父兄が対象になるようですが、今回の私は、そのいずれにも該当していません

縁とは不思議なもので、知り合いのお友達の紹介の紹介・・・みたいな感じで、手繰り寄せられるまま行ってきました



模型や建築写真のスライドなどを使い、1時間半程、建築の仕事についてお話しました

講師は他に、警察官、消防士、保育士、栄養士、看護師の方々、私は建築士としてです

建築のすばらしさ、設計の面白さ、やりがい、喜びなどが、少しでも伝わっただろうか・・・

生徒さん達の真摯な質問に、逆に、私が考える機会を貰った感じです☆



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Posted by sano-sano at 22:12Comments(0)仕事

2014年10月12日

セルフビルダーとの遭遇  現代のロビンソン・クルーソー

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HPより、1通のメールを頂きました。


「隣の敷地にセルフビルドで3坪程の小屋を建てました。

設計、刻み、組み立てを友人を交えて実施し、作る喜び、楽しみを十分味わうことができました。

新規住宅の規模は28坪程度。眺望が良いため、2FをLDKにし、南にはデッキを併設したいです。

家族構成は私と妻の2人。先月リタイアしたので時間はあります。

塗装、漆喰塗りだけでなく、もっと多くのことをセルフビルドしたいと考えています。

具体的には、床の合板、フローリング、壁の断熱材、石膏ボード張りなど、アスファルトシングルであれば屋根の施工も可能と考えています。

一度、お話させていただけませんか。」



こういうメールを送ってきてくれる方は、どんな方だろう、という好奇心の赴くまま、静岡県伊東市まで行ってきました。

片道3時間。



海に開けた眺望の良い分譲地。



その一角に、建物は忽然と建っていました。







外壁の土壁仕上げ、塗装、デッキ制作、内部の建具枠加工、漆喰仕上げ、無双窓、雪見障子、階段箪笥・・・





インターネットやホームセンターを駆使し、「建具はくれたのを付けたんだよ、電気工事は友達がいてさぁ~」とのこと。

家づくりに対する思いがめいっぱい凝縮した、小さいながらも魅力的な、オンリーワンの建築です。



クライアントのKさんは、早稲田大学の機械科を卒業され、今年まで東京のメーカーに勤務された方。

大学は、私の先輩にあたります。

「早稲田かぁ・・・。そうだろうな、こういうことを考えて、実践してるのは・・・、早稲田っぽいなぁ」と、妙に納得しつつ、お話しを伺いました。



聞けば、既にハーフビルドで見積もりをとったのですが、予算が合わなかったとのこと。

私は、「完全分離発注」ならば可能でしょう、とお話し致しました。

つまり、Kさんが自営で、まさにセルフビルドで、工事を仕切ると。

ただ、設計の申請や、木造躯体のプレカット、大工手配、構造強度や金物チェック、一部建材(サッシ)の発注など、私が施工面で様々にサポートする必要があります。



遠隔地で傾斜地、そしてコストという条件を、どうクリア出来るのか。

まさに、「自分の家は自分でつくる」を地で行くこのクラインアントに、家づくりの道筋をどのように組み立て、提案出来るか、模索したいと思います☆



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Posted by sano-sano at 08:11Comments(0)セルフビルド

2014年10月06日

キッチンカウンター打ち合わせ、再び☆

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静岡市清水区で新築中のK様と、キッチンカウンターの打ち合わせに行ってきました。



訪れたのは、三島市の谷田木材さん。

静岡県東部を代表する問屋さんで、一枚板の豊富な在庫、幅広の切断機を持っています。

前回、目星を付けていたモミの一枚板(幅900mm×長さ5000mm×厚さ90mm)を横置きにし、実際に遣うTOYOのシンクとコンロを置いてみました。

非常に原始的ですが、シンクは私が軽トラで運び、現地で現寸?にて打ち合わせ。

幅はどのくらいに落とすのか?、耳の仕上げ方法は?、反り止めを底面に打った方が良いだろう、ヒビやちぎりの処理の確認、などなど。



叩きの図面を基に、クライアントのK様、加工職人さんと決めていきます。

最終的に幅は850mm、長さは4200mm、厚さは60mmにカット。

表面はプレーナーとサンダー掛けし、綺麗に仕上げます。

仕上げ塗装は、含浸性自然塗料で着色後、ガラス塗料をセルフビルドする予定です。

ここから、更に、材木問屋さん経由で現場に搬入し、大工さんが穴あけ加工や脚付けを行います。


ふぅ、まだまだまーだ、全然気が抜けない…

一つ一つ、目の前の仕事を、確実に動かしていきたいと思います。



職人さんが黄色のチョークで描いたスケッチが、ちょっとイイ感じでした☆




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