2016年02月25日
分離発注によるステンレスキッチンカウンター製作
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9坪ハウス富士市S様邸のキッチンカウンターは、分離発注方式により製作しました。
キッチンは家事の要であり、食生活の基本を作る場所です。
そのため奥様にお聞きしていると、使い勝手のこだわりや機器のリクエストが沢山出てきます。
例えば、カウンターはコの字型に配置し、仮置きスペースを広くとりたい、とか。
浄水器や食洗機はいつも使い慣れたメーカーさんのものを使いたい、とか。
機器の配線や配管はゴチャゴチャせず、天板下にスッキリとまとめたい、とか。
ステンレス板を壁にも貼り、飲食店の厨房のようなメンテナンスしやすいキッチンにしたい、とか。
茶碗やお皿などは吊り収納ではなく、大容量の取り出し易い腰カウンターにまとめたい、とか。
通常のシステムキッチンでは、シンクや天板、水栓、レンジフードなど機器と組立てがメーカーさんによる一体工事となっています。
見積もりを取ると気づきますが、中間手数料などが含まれ、意外と高い印象を受けます。
責任施工なので管理は楽なのですが、クライアントのご要望にもっと自由に柔軟に応えたい...。
そんな場合は、分離発注を検討します。
今回のキッチンは、下地を木(ランバー材)で大工さんに製作してもらい、水栓やシンクなどは機器メーカーから物だけ取り寄せ。
現場監督である私が採寸し、ステンレスの天板は町場の鉄工所さんに製作してもらいました。
天板は、圧着貼りを設備屋さんにしてもらいます。
IHヒーターは、クライアントである電気屋さんによる発注・組立、セルフビルドです。
最後に建具屋さんに引き戸を付けて頂き、完成です。
分離発注は、全体を一度それぞれの部分に分解し、小さく分けて発注、もう一度組立て直すという過程を踏みます。
コストも通常価格の6~7割に落ち着き、何よりも設計の自由度が高まり、クライアントの思い描くキッチンを造る事が出来ます。
分離発注はとても面白い手法なので、私自身も今後積極的に展開していきたいと思います。
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2016年02月07日
フォスター+パートナーズ展に行ってきました!
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先日、六本木ヒルズ森美術館で開催されていた、フォスター+パートナーズ展に行ってきました!
ノーマンフォスター卿は、ハイテック建築の旗手である英国の建築家です。
シャツがお洒落で似合っている!(ピンクのネクタイをしている人がフォスター卿)
B.M.フラーに、「君は自分の建物の重量を知っているかい!?」と問われている写真。
フォスターは真摯に耳を傾けている。こういう姿勢は、大切だな。
「フレキシビリティは建築が時代遅れにならずに、持続することを可能にする。これはサスティナブル戦略の核心である(フォスター)。」
↑フォスター+パートナーズの事務所風景
今回の展示で一番興味が惹かれた作品、「ベルリン自由大学」。
模型、プレゼン、スケッチ、そして実際に建ちあがった建築!
カッコイイ
一番痛烈に今の自分に響きました。
素晴しい建築だ、いや建築家も素晴らしい、建築って素晴らしい...
こんな建築を自分もつくりたい!
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2016年02月06日
吉阪隆正+U研究室の建築展に行ってきました!
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国立近現代建築資料館で開催されている「みなでつくる方法 吉阪隆正+U研究室の建築」展に行ってきました!
吉阪隆正は1950年代に活躍した、早稲田大学建築学科の都市計画研究室の教授です。
近代建築の巨匠・建築家のルコルビジェの弟子であり、教育者であり、アルピニストであり...と、多面的な素顔を合わせもった人物です。
吉阪が大学の研究室とは別に、U研究室と呼ばれる建築設計事務所を組織していました。
今回はその回顧展が、豊富な図面、模型、映像で展開されています。
下の図面は、新宿区百人町にあったと言われる吉阪邸の平面図。
こんなに濃く迫力ある図面は非常に早稲田的です、とても刺激になりました!
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