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カーテンを替えるように、クロスから漆喰へ

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2017年09月16日

大工さんのご自宅を拝見しました!

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富士宮市S様邸新築工事を担当して頂く、大工さんのご自宅を拝見しました!

むくり(曲線)の付いた、屋根。



精密な玄関扉と程よい距離感のアプローチ。


明るい一枚物のローカウンター。


収納付の箱型階段。


随所に大工さん親子の、今までの経験値が盛り込まれています。

非常に気持ちの良い空間でした。


途中から打ち合わせが始まり。



私より若い方ですが、一緒になって、真剣に考えて下さりました。

一生懸命さが嬉しいですね(^^)

こういう方なら、仕事を託せると感じました。

木工事の着手が楽しみです!




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Posted by sano-sano at 00:09Comments(0)職人気質富士宮市 S様邸

2017年02月11日

土間コンクリートを打ちました!

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富士宮市H様邸新築工事は、土間コンクリートを打ちました!



セメントに砂と水を混ぜて練り込みます。


それを一輪車(ネコ)で地道に運びます。


金ゴテでピシッと抑えます。


左官屋さんが朝現場に入る時間は、だいたい7時過ぎ。

現場監督の私は、それより前に現場に入り、鍵を開け、掃除や水場の準備を行います。

「いい仕事は朝早く、朝早い職人は仕事も早くて綺麗」とは、知己である大工さんの言葉です。

左官屋さんが入る時の現場は緊張感が伴い、清々しく気持ちの良いものです。


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2017年01月30日

左官屋さんが漆喰で壁を仕上げました!

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富士宮市H様邸新築工事は、左官屋さんが漆喰で壁を仕上げました!



使用した漆喰素材は富士川建材の「白い壁」。

こちらを私が、地元の左官建材問屋さんから直で購入し、現場に搬入。
水で溶いて、攪拌し、コテで抑えてもらいました。

仕上がり具合、ムラ、どの順番で、どの種類のコテを使って仕上げるか、チェックしつつ塗ります。


壁がどんどん綺麗に仕上って、今までのパテ処理や養生、シラー塗りの作業が報われる気持ちになります。

左官屋さんに道具箱を見せて頂きました!

広い面を塗るコテ、狭い箇所を塗るコテ、入隅を抑えるコテ、逆に出隅を抑えるコテ、ボカシのチリ刷毛などなど、道具も多種におよびます。


考えてみれば、大工さんと同じく日本の寺社建築などは長らく左官屋さんによる仕上げが主でした。

現代はクロスなど多様な仕上げ材料、建材がありますが、私はシンプルで飽きのこない漆喰仕上げが好きです。


何よりも、一発仕上げという緊張感が良いですね(塗り重ねは可能です)。

次回はクライアントと一緒に漆喰仕上げのセルフビルドに挑戦します!


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2016年12月19日

外部足場の養生ネットを外しました

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富士宮市H様邸新築工事は、外部足場の養生ネットを外しました。



工事中は外壁作業に必要な為、建物周囲に足場が建っています。

先日、朝早く板金屋さんよりメールがありました。

内容は「夜から天気が崩れて、強風が吹くので、足場のネットを外した方が良い」と。

管理者である現場監督の私が気づく前にアドバイスを下さり、また2時間ほど、一緒に外す作業を手伝ってくれました。

その日はやはり夜中にかけて、強風が吹き荒れました。

ネットがある状態だと、風を直接受けてしまい、足場が外れてしまう事もあります...

板金屋さんに助けられました。

良い職方さん達に囲まれて仕事が出来、とてもありがたいです☆


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Posted by sano-sano at 00:39Comments(0)職人気質富士宮市 H様邸

2014年04月19日

職人曼荼羅

SANO-SANOリビングカンパニーは 静岡県を拠点とする、工務店機能を備えた設計事務所です
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午前中、川島左官さんへご挨拶に。



左官屋さんは、コテと身体ひとつで仕上げを自在に操る、私が大好きな職種です。


今回の住宅の浴室は、ユニットバスではなく、タイル張りの在来工法。

その他、外部は塗り壁、内部でも玄関土間や、壁の漆喰仕上げなど、左官工事がたくさんあります。

自然素材を多用するsano-sanoにとって、左官職人は仕上げの要。

また、お客様のセルフビルド、壁の漆喰仕上げなどをサポートして頂くことになります。

湿式系の素材は乾くまでの時間との闘いなどもあり、色んな意味で気配り、目配りの利く職人さんでないと務まりきれません。



資材の整理整頓が行き届いた倉庫の上階、色んな賞状が貼りめぐらされた小ざっぱりした社長室で、小一時間打ち合わせ。



仕事場が清潔に保たれている職人さんは、信頼おけますね。品質にもつながると思います。



なんでも、社長は静岡県の左官マイスターを受け、小学校の左官の塗り絵授業を行っているとのこと。







話題の選び方、対応の簡潔さ、それでいて人間味溢れる方でした。


そんな中、福沢諭吉の「心訓」が貼ってありました。



世の中で一番美しい事は すべての物に愛情を持つことです
世の中で一番みじめな事は 人間として教養のないことです
・・・

うーん、私も修行しなければ☆


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Posted by sano-sano at 13:15Comments(0)職人気質

2014年02月25日

現代建築現場 道具考6 ガラス屋さんのサクションリフター

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改修工事の現場管理も、今週を残すのみ。

ここまでくると、2か月もあっという間でした。


今回取り上げる道具は、主にガラス屋さんの道具です。





ガラスや板材は結構重く、また、安定して取り付けるように、吸盤状の道具を使います。



調べてみると、サクションリフターという名前(商品名?)がついているそうですが、主に現場では、「たこ(蛸)」と呼ばれています。



前から薄々、感じていたことですが、建築現場には、動物(生き物)の名前のついた道具を多くみかけます。

思いつくままに上げてみると…、

・ネコ(一輪車)


・トンボ


・トラロープ


また、道具ではありませんが、

・犬走り(軒下の土間部分)


・サル(雨戸などの鍵)


・鴨居


・蝶番



その他にも、鳥の子和紙、モンキー、鳩小屋、馬(コンクリート打設時のポンプ足場)、蛇腹(配管)、鳶職、蟇股(古建築の装飾)、亀腹(塔の基壇部)・・・などなど

もうここまでくると、一つの文化ですね。

職人さんが「ちょっと、モンキー取って~」と言ってるのを聞くと、緊張感溢れるモノづくりの現場が、少し和むのを感じます☆


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Posted by sano-sano at 16:54Comments(0)職人気質

2014年02月22日

現代建築現場 道具考 番外編 道具道楽♪

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打ち合わせや現場管理が重なり、久々の更新になってしまいました(汗)。

今回の道具考は番外編として、現場に入っている元気な大工さんについて書きたいと思います。

職人さんには、お喋り好きというか、手八丁口八丁というか、とにかくそういう方々がいらっしゃって、色々とお話しを聴く機会があるものです。

清水出身のこの大工さんは、今年で75歳、大工歴61年という猛者。



「静岡の大工の大会優勝者」という強者。

見てると確かに、現場を速く、綺麗に、ダンドリ良く進めて行きます。

「東京オリンピックの時は、1日で他人の7倍は稼いでた」とか、「弟子が何十人もいるが、未だに弟子には負けない」とか、「道具には人一倍こだわっている、集めるのが好きだ」とか・・・・、まぁ良く話しかけてくれます。



それでも、仕事がやたらと速いので、気持ち良いのですが。

「仕事が楽しくてしょうがない」とひたすら続け、日が暮れたから時間なので、やめて下さいと言うまでノンストップ。




脚立に上ってビス留めするし、3×6のベニヤも4階まで運び込みます。

快活でパワフルで仕事道楽。

こういう先輩が居てくれるのは、嬉しいものですね!

生き方の指針になります。

「老いてますます盛ん」、黄忠の様な仕事ぶりにほれぼれしています☆


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Posted by sano-sano at 16:03Comments(0)職人気質

2014年02月10日

現代建築現場 道具考5 大工さんのレーザー

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本日は、現代の大工さんの力強い相棒、レーザー(水平器)です。



改修工事の場合、床や壁が必ずしも水平、垂直ではありません。

このため、矩(かね、直角のこと)の基準をどこに採るかが重要になります。



今回の大工さんは、カメラの三脚にご自身のレーザーを固定して使ってますね。

床を基準に、赤いレーザー光線が水平と垂直に現場内を直進します。



少しアブナイ赤い光線に、いつもきれいだなぁと感じます。

レーザーの当たった壁をマーキングし、もちろん墨壺を使って墨出しします。



ただ、現場の古老の大工さんから言わせると、「本当は水盛りのほうが一番しっくりきて、正確なんだよねぇ~」と。

マジかっっ!

「水盛り遣り方(みずもりやりかた)」って例のアレですか?歴史の教科書に載ってた!




江戸時代じゃん(もっと前か)!


考えてみれば、水は一番身近な素材で、外気圧が一定で水頭が同じということは、水平ということだから…。



確か、ベルヌーイの定理かなんかだったような…。





何百年も続く、現場の実学。

シビレますね!

そんな懐深い、建築現場が大好きです(涙)☆


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Posted by sano-sano at 11:17Comments(2)職人気質

2014年02月04日

現代建築現場 道具考4 設備屋さんのダクトカッター

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今日も朝から現場です。

職人さんの腰袋には、それぞれの職方の道具が、すぐ取り出し易いようにセッティングされています。

良質なものづくりをサポートする、魅力的な袋です。

装飾がなく、実用性のみで貫徹されているのが、また良いのでしょう。


今回は宅内の給水・給湯配管工事を行う、設備屋さんの道具。

ダクトカッターです。



これには、塩ビの角ダクト(正確には下地材)を切っている時に遭遇!

その早業と、切り口の美しさに目を奪われました。



まるで羊羹を出刃包丁で切った時のように、サックリ切れます。



多分、職人さんにとっては、もう何百回以上もあたりまえのように繰り替えされた作業でしょうが、初めて見る人間にとっては新鮮です。



よく使われている道具には、道具自体が輝いている魅力があります☆


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Posted by sano-sano at 16:09Comments(0)職人気質

2014年01月30日

現代建築現場 道具考3 内装屋さんのトリマー

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今回取り上げるのは、床のクッションフロアー貼りです。



下地のベニヤの上にロール状のシートを糊付するのですが…。



難しいのは、壁との取り合いや、コーナー部分のカット。

ここをどう処理するかが、仕上がり具合に影響してきます。

そこで登場するのが、トリマーという道具。



よく見ると、カッターの刃が内蔵されており、これで気持ちよく、サクッと綺麗に切れます。



小さなアイテムですが、内装屋さんにとっては必須の道具で、なにより使い込まれ、手になじんだ感じです。




内装屋さんや大工さんの話では、刃を研ぐのは早朝の仕事だったと。

夜は次の日の段取りや仕込みの作業があり、日中は工事があるため。

また、作業中にメンテナンスを行うのは、職人としてはありえなかったそうです。

それこそ、親方に怒られたと。

こういった、現場に潜む話を聞くのは楽しいものですね。

年配の職人さん方は、それこそ楽しそうにお話してくれます。

現場監督冥利に尽きることです☆


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Posted by sano-sano at 12:38Comments(0)職人気質