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2014年10月06日

キッチンカウンター打ち合わせ、再び☆

SANO-SANOリビングカンパニーは 静岡県を拠点とする、工務店機能を備えた設計事務所です☆
「自分の家は自分でつくる」
セルフビルドによる、参加型家づくりを提案します!



静岡市清水区で新築中のK様と、キッチンカウンターの打ち合わせに行ってきました。



訪れたのは、三島市の谷田木材さん。

静岡県東部を代表する問屋さんで、一枚板の豊富な在庫、幅広の切断機を持っています。

前回、目星を付けていたモミの一枚板(幅900mm×長さ5000mm×厚さ90mm)を横置きにし、実際に遣うTOYOのシンクとコンロを置いてみました。

非常に原始的ですが、シンクは私が軽トラで運び、現地で現寸?にて打ち合わせ。

幅はどのくらいに落とすのか?、耳の仕上げ方法は?、反り止めを底面に打った方が良いだろう、ヒビやちぎりの処理の確認、などなど。



叩きの図面を基に、クライアントのK様、加工職人さんと決めていきます。

最終的に幅は850mm、長さは4200mm、厚さは60mmにカット。

表面はプレーナーとサンダー掛けし、綺麗に仕上げます。

仕上げ塗装は、含浸性自然塗料で着色後、ガラス塗料をセルフビルドする予定です。

ここから、更に、材木問屋さん経由で現場に搬入し、大工さんが穴あけ加工や脚付けを行います。


ふぅ、まだまだまーだ、全然気が抜けない…

一つ一つ、目の前の仕事を、確実に動かしていきたいと思います。



職人さんが黄色のチョークで描いたスケッチが、ちょっとイイ感じでした☆




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2014年09月30日

建築の力

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「自分の家は自分でつくる」
セルフビルドによる、参加型家づくりを提案します!



今日は、富士市にて店舗の新築を計画されているお客様と共に、お客様の本宅に伺いました。



なんでも、購入された古民家を改築中とのこと。

静岡市葵区大原まで行ってきました。

市街地から車で10分程、山あいの清流近くに、その古民家は忽然と建っていました。



大きな切妻屋根裏を持つ、田の字型のプラン。

建物に墨で記されていた年代から、江戸時代後期の建築と分かります。


黒々とした大黒柱、登り梁、三和土(たたき)土間、小ぶりな和瓦、典型的な日本の民家です。




この古民家を、ゆるゆると2~3年スパンかけて改築中とのこと。



釘を一切使わず、壁は土壁、下地は竹小舞を組んでいます。



大工さんは熱海から、左官屋さんは和歌山から、屋根屋さんは埼玉から、泊まり込みで来ているそうです。

住宅道楽というか、まったくもって羨ましい限りです。



出会いとは面白いもので、建築の仕事に携わっていても、ここまで本格的な自生の民家に遭遇することは稀です。

お客様が、私を引き遭わせてくれたのでしょう。



sano-sanoはここで、どういう形で関われるか、楽しみなところです。

敷地内の金木犀が、とてもいい香りを漂わせていました☆




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Posted by sano-sano at 11:17Comments(0)デザイン

2014年05月29日

コンテナを設置しました

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自宅の敷地内に20フィート(約6m)のコンテナを設置しました。



用途は工具や資材・材料の保管用です。

昨年取得した、創業補助金を活用させて頂きました。

お金を使うことに対して、慎重なsano-sanoですが、工務店機能を持つ設計事務所として、最低限のキチンとした設備は必要ですね。


ちなみにこのコンテナは台湾製で、名古屋から運んでもらいました。

貨物コンテナは12フィート、海上コンテナは20、40フィートとあり、色々調べた結果、12と20、また中古と新品でも、そんなに金額に差がないと…。

相見積もりを3~4社取り、安く良い製品が手に入った感触です。



設置は30分程度で終了。

海上コンテナは、海に投げ出された場合に、浮かんで回収出来るよう、高い気密性のとれる開閉レバーになっています。



とにかく頑丈で、基本メンテナンスフリー、置いてあるだけなので固定資産税もかからず、不要になれば売却も可能です。


コンテナには個人的に思い入れがあります。

もう10年以上前、建築学科の学生時代、コミュニティーの課題で佐賀県の環濠集落に行った時のことです。

建築家の石山修武さんが、広大な田園地帯の稲穂の中に、プロパガンタ用?にシルバーのコンテナを2基、オブジェの様に配置していました。



その時の、ゾワゾワとした視覚的な刺激は忘れられません。

簡単な言葉で言えば、とにかくカッコイイと。


まさか自分でも、コンテナを置くことになろうとは。



武骨なフォルムが美しい☆




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Posted by sano-sano at 00:15Comments(0)デザイン

2014年04月12日

ひと段落です☆

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本日は、終日、事務所にて図面作成など。

昨日、静岡市清水区K様より、見積もり金額の最終承認を頂きました。

今回は住宅の新築工事と造成工事があります。

決して小さくないであろう金額を、弊社に託して頂くことになります。

改めて身の引き締まる思いです。

キチンとした品質、セルフビルドによる家づくりの楽しさ、充実感を提供しなければ。

着工を来月に見据え、申請や各種職方との打ち合わせを始めたいと思います。




図面作成のBGMは、UNDER WORLDです。

Glam Bucketとかエンドレスで流しとくと、作図が進みます☆


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Posted by sano-sano at 20:44Comments(0)デザイン

2014年03月22日

模型三昧☆

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「自分の家は自分でつくる」。
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今日は、静岡市清水区のK様邸新築工事の打ち合わせでした。

見積もり調整も佳境、もうひとふんばりと言ったところです。

1円1円、材料1本、金物1個、見落としがないよう、最後まで粘り強く進めていきたいと思います。


さて、見積もり調整中に1つ形状変更を試みました。

一部2階建てだった片流れ屋根を、平屋+ロフトに近い切妻状のカタチに思い切って変えてみました。


右が修正前、左が修正後

機能は維持し、2階外壁や断熱材や内装材の減額が見込めます。

屋根面積は大きくなりますが、プラスマイナスで40~50万円の減額につながりました。

室内の気積も大きくなり、また周辺環境にもなじんだ形態に落ち着き
ました。



こうなってくると、模型バカの血がうずき出してきますね、楽しい楽しい♪



構造パースも良いではありませんか!







見積もり調整は大変ですが、仕事が楽しく、テンションが上がってきました!!


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Posted by sano-sano at 21:08Comments(0)デザイン

2014年01月31日

設計コンペのファイナリストに選ばれました☆

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インターネットを通じて設計者を募る、建築家登録サイト、ハウスコ主催の「富士山北口、ゲストハウス」設計コンペの最終審査に残りました。



コンペは建築家にとって修練の場です。

まず書類審査で、33名から6名に絞られました。

更に、昨年末に基本プランを提案し、先日、面接のご連絡がありました。



山梨県富士吉田市は北口本宮浅間大社を擁し、御師の町で栄えた歴史的背景があります。

ここに、世界中のバックパッカーをターゲットにした、宿泊施設を建築しようとのこと
(こちらがクライアントによるブログ)。

富士山の世界遺産登録も追い風となり、観光立国としての国策とリンクしてきます。



敷地へは、私の事務所から車で1時間程度。

富士山の西側を迂回して行きます。

今回、sano-sanoは敷地形状に沿った、架構リズムのある形態を採用。

基本プランに全体模型を添えてプレゼンしました。



ここに、セルフビルドによる壁仕上げや、分離発注による木製サッシなどの提案を絡めます。

今後、最終案は3月中旬に提出予定です。

世界遺産のお膝元で、発信力のある、楽しい提案をしたいと思います。



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Posted by sano-sano at 20:21Comments(0)デザイン

2014年01月13日

大きな住宅模型をつくりました☆

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昨日は、静岡市清水区K様邸の設計打ち合わせ。



今回は、展開図や電気図などと共に、S:1/50の住宅模型を提示しました。

現在のカタチになるまでに、S:1/100で何度もスタディを重ねました。

S:1/50になると、内観がある程度想像つくレベルですね。


大学時代、建築家の先輩方に、建築のクオリティは、模型の数に比例すると教わりました。


図面ではなく、最終形に近い3Dでエスキス出来る模型は、ごまかしが効きません。

その分、シビアな検討が可能であると信じています。

まだまだスタディを重ね、最終的にS:1/30つくりたいと思っています。

このエスキスの作業をひたすら繰り返して、繰り返して…、現場中も行い、最終的に住宅を引き渡すまで行います。

実施設計の図面打ち合わせは一段落つきました。

いよいよ次回から、ターニングポイントの見積り作業に入りたいと思います。



K様、お土産のウナギパイ、ありがとうございました!

美味しく頂きました☆


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Posted by sano-sano at 19:38Comments(0)デザイン

2014年01月04日

岡本太郎とクライン・ダイサム・アーキテクツ

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年末、大工さんの忘年会に招待され、東京に行ってきました。

せっかくなので、2日目は建築行脚にあてました。

前の事務所のH本さんとM脇君と共に、以前より気になっていた、代官山の蔦谷(つたや)書店へ。



設計は、クライン・ダイサム・アーキテクツ。



3つの直方体のボリュームが、前面道路に雁行配置された、とてもシンプルなプラン。

ボリュームの間が気持ちの良い通路になっており、視線や光や風が通り抜けます。



プレキャストのTの字のファサードは、躯体との間に設備スペースを確保し、バッファーとしても機能しています。


中は基本的に書店ですが、CDやDVD、文具、カフェ、ちょっとしたレストラン、コンビニまで併設され、ゆったりとした時間が過ごせました。




架け渡されたデッキを通って、隣りの棟に渡ります。



出来る男、M脇君の解説によると、この代官山の蔦谷書店は実験的な試みだそうです。

つまり、経営的に上手くいったら、全国のTUTAYAもこのシステムで展開していこう…、と。

なので、建築的にも仮設性が求められているそうです(結構、お金かかってましたが…)。




このあたりは、建築家の槇文彦さんが設計したヒルサイドテラスと隣接し、街並みを総合的にデザインしている区画です。


時間とお金を投資して、積極的に実際のモノを観に行くのも、設計者の仕事ですね。


帰りは、渋谷駅で岡本太郎さんの巨大な壁画を堪能。


岡本太郎・作 「明日の神話」

渋谷の喧騒が合いますね☆


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Posted by sano-sano at 19:55Comments(0)デザイン

2013年11月24日

先輩設計者さんのオープンハウスに伺いました☆

セルフビルドを取り入れた住宅設計事務所、SANO-SANOリビングカンパニー
「自分の家は自分でつくる」
静岡県東部、中部を拠点とし、注文住宅専門の参加型家づくりを提案します



今日は、富士市にて設計事務所を開設されている小杉建築計画事務所さんの、オープンハウスに伺いました。



オープンハウスとは、新築住宅が完成し、クライアントに引き渡す直前などに、一般の方々にも住宅をお披露目するイベントです(クライアントの許可のもと)。

小杉さんは、私の叔父と同年代のベテラン設計者さんで、大先輩です。

今回小杉さんが設計された住宅は、木造2階建の戸建住宅。



日当たりの良い立地に、静かに落ち着いた佇まいで建っていました。

プロポーション、植栽の選定、各種収まり、吹き抜けを介した部屋の繋がりなど、隅々まで設計しつくされた素晴らしい住宅でした。



建具やキッチン廻り、デッキテラスや外部手摺など、ワンランク上のこだわりの素材をさりげなく納めています。



使い勝手の良さも感じられる大人の設計に、sano-sanoも勉強になることが多く、メモの嵐!

他の設計者さんの建てた建物を見るというのは、とても良い機会ですね。

良い刺激を頂いたので、今後の自分の設計にも取り込んでいきたいと思います☆


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Posted by sano-sano at 21:56Comments(0)デザイン

2013年11月17日

図面を描く

SANO-SANOリビングカンパニーは 静岡県東部、中部を拠点とする、工務店機能を備えた住宅設計事務所です。
「自分の家は自分でつくる」。
セルフビルドによる、参加型家づくりを提案します。



ここ数日は、事務所に籠って集中的に図面を描き進めています。



基本設計から実施設計に移ったことにより、図面のスケールが大きくなり、種類と枚数が増えました。

一般的な木造住宅ですが、仕様書、配置図、平面詳細図、立面図、断面詳細図、屋根伏図、展開図、電気図・・・など、少なくとも30~40枚の図面を描くことになります。

あくまで見積もり目的ですが、展開図は全室1/30で描いたり、次の施工図の下書き的な要素もあるので、とにかく時間の許すかぎり描き込みます。

今はCADが主流で、「コピー&ペースト」、「保存」、「消去」などが簡単に出来るとはいえ、やっぱり考えながら、スタディしながら・・・。

CADで描いて、プリントアウトして、手描きで赤を入れて・・・の繰り返し。

確信の持てる1本の線が、徐々に増えていきます。

来週末の打ち合わせまで、パソコンの前に座って延々と続きます。

昔の設計者は、これを全て手描きでやっていたので、頭が下がる思いです。

究極の一品生産、注文住宅の設計には、この工程は欠かせません。

この、海の中へグッと潜っていくような作業は、結構楽しいものなのです☆


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