セルフビルドによる住宅建築 sano-sanoリビングカンパニーTOPセルフビルドとは作品集セルフビルド風景コストについてお問い合わせ
カーテンを替えるように、クロスから漆喰へ

2014年01月04日

岡本太郎とクライン・ダイサム・アーキテクツ

SANO-SANOリビングカンパニーは 静岡県中・東部を拠点とする、工務店機能を備えた設計事務所です。
「自分の家は自分でつくる」。
セルフビルドによる、参加型家づくりを提案します。



年末、大工さんの忘年会に招待され、東京に行ってきました。

せっかくなので、2日目は建築行脚にあてました。

前の事務所のH本さんとM脇君と共に、以前より気になっていた、代官山の蔦谷(つたや)書店へ。

岡本太郎とクライン・ダイサム・アーキテクツ


設計は、クライン・ダイサム・アーキテクツ。

岡本太郎とクライン・ダイサム・アーキテクツ


3つの直方体のボリュームが、前面道路に雁行配置された、とてもシンプルなプラン。

ボリュームの間が気持ちの良い通路になっており、視線や光や風が通り抜けます。

岡本太郎とクライン・ダイサム・アーキテクツ


プレキャストのTの字のファサードは、躯体との間に設備スペースを確保し、バッファーとしても機能しています。


中は基本的に書店ですが、CDやDVD、文具、カフェ、ちょっとしたレストラン、コンビニまで併設され、ゆったりとした時間が過ごせました。

岡本太郎とクライン・ダイサム・アーキテクツ

岡本太郎とクライン・ダイサム・アーキテクツ


架け渡されたデッキを通って、隣りの棟に渡ります。

岡本太郎とクライン・ダイサム・アーキテクツ


出来る男、M脇君の解説によると、この代官山の蔦谷書店は実験的な試みだそうです。

つまり、経営的に上手くいったら、全国のTUTAYAもこのシステムで展開していこう…、と。

なので、建築的にも仮設性が求められているそうです(結構、お金かかってましたが…)。

岡本太郎とクライン・ダイサム・アーキテクツ



このあたりは、建築家の槇文彦さんが設計したヒルサイドテラスと隣接し、街並みを総合的にデザインしている区画です。


時間とお金を投資して、積極的に実際のモノを観に行くのも、設計者の仕事ですね。


帰りは、渋谷駅で岡本太郎さんの巨大な壁画を堪能。

岡本太郎とクライン・ダイサム・アーキテクツ

岡本太郎・作 「明日の神話」

渋谷の喧騒が合いますね☆


セルフビルドな家づくり☆  sano-sanoリビングカンパニーのH.P.


にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログへ
にほんブログ村



同じカテゴリー(デザイン)の記事画像
みんなでつくる
企画展「日本の家」に行ってきました!
建築家・宮脇檀さんの「手が考える」展に行ってきました!
分離発注によるステンレスキッチンカウンター製作
1本の鉛筆から
「戦後日本住宅伝説 挑発する家・内省する家」展に行ってきました
同じカテゴリー(デザイン)の記事
 みんなでつくる (2023-06-06 12:03)
 企画展「日本の家」に行ってきました! (2017-07-30 08:18)
 建築家・宮脇檀さんの「手が考える」展に行ってきました! (2017-07-23 08:25)
 分離発注によるステンレスキッチンカウンター製作 (2016-02-25 08:36)
 1本の鉛筆から (2016-01-03 22:26)
 「戦後日本住宅伝説 挑発する家・内省する家」展に行ってきました (2015-07-21 18:53)

Posted by sano-sano at 19:55│Comments(0)デザイン旅行
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
岡本太郎とクライン・ダイサム・アーキテクツ
    コメント(0)