現代建築現場 道具考6 ガラス屋さんのサクションリフター

sano-sano

2014年02月25日 16:54

SANO-SANOリビングカンパニーは 静岡県中・東部を拠点とする、工務店機能を備えた設計事務所です。
「自分の家は自分でつくる」。
セルフビルドによる、参加型家づくりを提案します。



改修工事の現場管理も、今週を残すのみ。

ここまでくると、2か月もあっという間でした。


今回取り上げる道具は、主にガラス屋さんの道具です。





ガラスや板材は結構重く、また、安定して取り付けるように、吸盤状の道具を使います。



調べてみると、サクションリフターという名前(商品名?)がついているそうですが、主に現場では、「たこ(蛸)」と呼ばれています。



前から薄々、感じていたことですが、建築現場には、動物(生き物)の名前のついた道具を多くみかけます。

思いつくままに上げてみると…、

・ネコ(一輪車)


・トンボ


・トラロープ


また、道具ではありませんが、

・犬走り(軒下の土間部分)


・サル(雨戸などの鍵)


・鴨居


・蝶番



その他にも、鳥の子和紙、モンキー、鳩小屋、馬(コンクリート打設時のポンプ足場)、蛇腹(配管)、鳶職、蟇股(古建築の装飾)、亀腹(塔の基壇部)・・・などなど

もうここまでくると、一つの文化ですね。

職人さんが「ちょっと、モンキー取って~」と言ってるのを聞くと、緊張感溢れるモノづくりの現場が、少し和むのを感じます☆


セルフビルドな家づくり☆  sano-sanoリビングカンパニーのH.P.



にほんブログ村



関連記事